両側遊離端欠損
現役オペラ歌手の患者様へのご提案

審美性があり、発声しやすい入れ歯が欲しい

現役のオペラ歌手を職業としている患者様のため、発声しやすく審美性もある入れ歯を作ってほしいと相談をいただきました。
今回はこちらの提案事例について、ご紹介いたします。

相談を受けたときの印象は?

発声するときに大きな口を開けるため、審美性がある入れ歯となると、ノンクラスプしかないなと思いました。
ですが、全てを樹脂で製作すると、厚みが出てしまうため、発声しづらくなると考え、メタル併用を採用しようと考えました。
また、少しでも発声に支障をきたさないように、メタルフレームは馬蹄形にデザインし、患者様に試適していただきましたが、メタルフレームの段差部分が舌に当たり、発声しにくいとご意見を頂きました。

ワイドデンタルの提案

フルデンチャータイプのフレームデザインで製作しませんか?

患者様からのご意見をもとに、社内の技工士とも相談し、段差部分が発声の弊害になるのであれば、いっそのことフルデンチャータイプのフレームデザインにした方がいいのではないかと考え、先生にもご相談しました。

患者様に再試適していただき、「こっちの方が良い」との声から、フルデンチャータイプで進める事となりました。