2015年

シェードテイキングのポイントガイド

2015/12/05

撮り方で違いが伝わるポイント
1 シェードガイドを出来るだけ隣在歯に近づける。(前後1㎜以内が望ましい)
2 患者様の歯に一番近いと思われる色のガイドと前後一つづつ違うガイドも一緒に撮影する(3本使用が望ましい)
3 撮影時の患者様の歯牙は出来るだけ濡れている状態にする。(乾燥するとエナメルが白く浮きあがる)
4 診療時間帯による光量の増減が少ないチェアをシェードテイキング用にし、先生、スタッフ間で情報を共有する
5 難シェードの患者様の場合、歯頸部寄りからのアングルを入れる。(色調の細部が見える写真が撮りやすい)
6 支台歯がメタル以外の場合、支台歯のみの写真を撮影する(オールセラミックのみ)
すでに実践されている先生方、スタッフ様もいらっしゃると存じますが、治療の一助になれば幸いです。

自費の診療で出来るつめもの・かぶせもの

2015/12/02

メタルボンド
金属の上に陶材を貼り付けた物です。
審美性もよく、強度も強いのが特徴です。変色の不安もありません。
内面に金属を使用するため金属アレルギーが不安な方は検査をお勧めします。

ハイブリッドクラウン
プラスチックと陶材を混ぜ合わせた素材でできています。
比較的安価でお作りでき天然歯に近い色調を再現できますが、年月の経過で変色してしまう場合があります。
症例によって金属を使う場合と、使わない場合があります。

ハイブリッドインレー
プラスチックと陶材を混ぜ合わせた素材でできています。
天然歯に近い色調で審美性に優れています。
年月の経過で色調が変化する場合があります。
金属アレルギーの心配もありません。

ジルコニアクラウン
白い金属とも言われるジルコニウムという素材でできています。
主に前歯に使われるジルコニアポーセレン(ジルコニウムの上に陶材を焼き付けた物)と主に臼歯に使われるジルコニアプレミアム(ジルコニウム単体の物)があり、どちらも非常に硬い素材の為強度は抜群です。
金属アレルギーの不安もありません。

ジルコニアインレー
白い金属とも言われるジルコニウムという素材でできています。
非常に硬い素材でできているため、強度に優れていて割れてしまう不安も
少なく、また審美性も優れています。
金属アレルギーの心配もありません。

ゴールドインレー
金を含んだ合金でできています。
金合金は生体親和性・安全性が高く、フィット感・耐久性に優れています。
また、金属アレルギーが起こる可能性も極めて低いとされています。

e-maxクラウン
ガラスセラミックスという素材でできています。
自然な透明感で限りなく天然歯に近い色調を再現することが可能です。
汚れが付きにくく、変色の不安もありません。
金属アレルギーの不安もありません。

e-maxインレー
ガラスセラミックスという素材でできています。
残った天然歯の色を透かせる特徴があるため自然な透明感で限りなく天然歯に近い色調を再現できます。
汚れが付きにくく、何月の経過による変色の不安もありません。
金属アレルギーの不安もありません。

詳しくは、製品情報のページを御覧ください。

患者さまとの会話5箇条

2015/11/16

歯科衛生士さんにとって、技術だけでなく色々なタイプの患者さまと上手に付き合ってゆくことも大事なスキルアップです。
今回は接客時において効果が出やすい心がけをお話します。

1.表情に緩急をつける
マスクをしている場合も多いのでなかなか表情が伝わりにくいので、声のトーンにメリハリを付けてお話することも大事かもしれません。

2.チェアーでは患者さまの高さに目線を合わせる
同じ目線にそろえての会話を心がけるだけでも、初対面は特に印象が変わります。なるべく自然にそんな会話の姿勢がとれるといいですね。

3.オウム返しで共感していることを伝える
患者さまの言った言葉を反芻する事で、患者さんは自分が話した内容をしっかり受け取ってもらえたと感じるようです。

4.積極的になり過ぎない
自分の伝えたい事や治療においての技術的な話など一方的に主張しすぎず、相手の話を聞くことに重心をおいてさり気なく提案する姿勢のほうが素直に受け取ってもらえるようです。

5.患者さまへヒアリングする際はメモを取る
患者さまに必要なヒアリングをするときはメモをとる癖をつけましょう。少ない情報も聞いた直後はしっかり覚えていても、時間が経過する毎に、忙しさの中で聞き落としが発生します。

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